小野路里山散策
細道に音もなく落ち葉をしきつめて見上げる空からたえず降りくる
里山の椚の枯れ葉踏みしめて数多の団栗足裏に触れる
晩秋の枯れ草のなか咲き残る薊の花にてふてふひとつ
はかなくも自在に舞いぬてふてふとこころをよせて野道をあるく
咲き残る薊一つの明るさにてふてふ舞ひぬ奈良ばいの谷戸
奈良ばいの水場せき止めし古板に羽を休めるはぐれし蜻蛉
真静かに皇帝ダリアはうつむきて畑の実りを見とどけてゐる
町田市の紹介や短歌を中心に投稿しています
細道に音もなく落ち葉をしきつめて見上げる空からたえず降りくる
里山の椚の枯れ葉踏みしめて数多の団栗足裏に触れる
晩秋の枯れ草のなか咲き残る薊の花にてふてふひとつ
はかなくも自在に舞いぬてふてふとこころをよせて野道をあるく
咲き残る薊一つの明るさにてふてふ舞ひぬ奈良ばいの谷戸
奈良ばいの水場せき止めし古板に羽を休めるはぐれし蜻蛉
真静かに皇帝ダリアはうつむきて畑の実りを見とどけてゐる